岩手医科大学歯学部同窓会 第61回学術研修会のご案内




(ちらしは準備中です)
   
時 間: 9:50-15:30
   (10:00-12:00 午前の部、12:15-13:00 昼の部、13:15-15:15 午後の部)
会 場:岩手県歯科医師会館8020プラザ5階
参加費:(昼食代含む)歯科医師6,000円 学内歯科医師3,000円 コデンタルスタッフ2,000円(歯科医師は除く)




■午前の部・午後の部

  堀之内 康文(ほりのうち たかふみ) 先生
  公立学校共済組合 九州中央病院 歯科口腔外科部長
九州大学歯学部 歯科口腔外科臨床教授
熊本大学医学部 歯科口腔外科臨床教授
福岡歯科大学 歯科口腔外科非常勤講師
  1982年
1982年
1989年
1999年
2002年
九州大学歯学部卒業
九州大学歯学部 第二口腔外科医員
九州大学歯学部 第二口腔外科助手
九州大学歯学部 附属病院高度先端治療部顎変形症治療室長
公立学校共済組合九州中央病院 歯科口腔外科部長
現在に至る


「開業医のための安全で手際の良い抜歯・小手術 -動画供覧も含めて-」 

1.痛くなくてよく効く局所麻酔注射法
2.安全で手際の良い抜歯 -普通抜歯、難抜歯から埋伏智歯抜歯まで-
3.開業医でできる外来小手術
4.抜歯、外来小手術のビデオ供覧
5.術前・術後管理とくすりの知識
6.いまさら聞けない外科に関する素朴な疑問


   開業医の先生方の日常の診療においても、抜歯をはじめとして歯肉切除、止血、膿瘍の切開排膿などの外科処置は避けては通れません。また根切や意図的再植、フラップ手術や小帯手術、骨隆起削除などの歯周外科処置や補綴前外科処置が必要になることもしばしばでしょう。
   このように一般歯科診療においても外科処置が必要ですが、外科に関する手技は学生実習で学んだあとは大学や病院の口腔外科に入局しない限り手取り足取り懇切丁寧に習う機会は少ないのが実情です。このため外科処置については、これでいいのだろうかという不安をかかえながら日々何とかこなしてはいるものの、本当はどうなのだろう、正しい手技を学びたい、もっとうまくなりたいと思っておられる先生が多いのではないでしょうか。
   そこで今回、是非知っておいていただきたい外科の基本的知識と抜歯をはじめとする開業医でできる各種外来小手術について、安全で手際よく手術するためのコツとポイント、投薬を含む術後管理、出血や神経麻痺などのトラブルの防止法と対処法等、翌日からの臨床にすぐに役立つようにできるだけ詳しくお話し、手術を動画で供覧致します。
   具体的には、抜歯(普通抜歯、難抜歯、埋伏智歯歯抜歯)、止血、膿瘍切開、小帯手術(舌小帯、上唇小帯)、骨隆起削除(口蓋隆起、下顎隆起)、粘液嚢胞摘出、上顎洞内迷入異物除去、良性腫瘍切除、ラテラールアプローチによるサイナスリフト等についてビデオをお見せ致します。
   また外科処置には局所麻酔が欠かせませんので、「痛くなくて良く効く局所麻酔注射法」についてもお話致します。治療中の全身的偶発症を起こさないためにもこの「痛くなくて良く効く局所麻酔注射法」はとても重要なのです。
   その他にも「ヘーベルの直と曲の使い分けは?」「抜歯後のデンタルコーンは必要?」、「ドライソケットは再掻爬すれば早く治る?」、「下顎の水平埋伏智歯抜歯時には必ず伝麻が必要?」、「歯肉の縦切開の剥離はどこから始めるとスムーズ?」、「骨隆起切除後の余剰粘膜は切除する?」などなど、誰もが持っていながらいまさら聞けない外科に関する素朴な疑問にもお答えします。
   翌日からの「開業医がする外科処置」に自身を持っていただければ幸いです。





【主な著書・論文】
・下顎埋伏智歯抜歯時のトラブル回避法 口腔外科ハンドマニュアル '18・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クインテッセンス社(2018)
・知っておきたい顎・歯・口腔の画像診断(分担執筆)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・秀潤社(2017)
・抜歯テクニックコンプリートガイド(分担執筆)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クインテッセンス社(2015)
・基礎から臨床がわかる再生医療(分担執筆)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クインテッセンス社(2013)
・必ず上達 抜歯手技(単著)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クインテッセンス出版(2010)




■ランチョンセミナー

  鬼原 英道(きはら ひでみち) 先生
  岩手医科大学歯学部 補綴・インプラント学講座 特任教授
  1999年
2005年
2006年
2009年
2014年
2016年
2019年
日本大学歯学部卒業
東京医科歯科大学大学院歯学総合研究科終了
東京医科歯科大学歯学部 附属病院インプラント外来医員
岩手医科大学歯学部 補綴・インプラント学講座講師
岩手医科大学歯学部 補綴・インプラント学講座准教授
ハーバード大学歯学部 Visiting Associate Professor (2017年迄)
岩手医科大学歯学部 補綴・インプラント学講座特任教授
現在に至る


インプラント周囲炎は歯科医師によって誘発されるのか?
- インプラント周囲炎症例やトラブル症例の考察 -


   近年、デンタルインプラントは、その治療の予知性の高さから現在の歯科治療のオプションとして無くてはならないものと考えられる。インプラント体の表面性状、手術道具、人工骨およびメンブレンなどのインプラント治療にまつわる材料特性が向上したことが大きく関与していると考えられる。しかしながら、インプラント周囲炎に関する処置はそれほど変化していないのが現状である。インプラント周囲炎の発生機序に関しては、学術的には細菌学的要因と力学的要因なものとに分けることが出来るが、別の分け方をすると患者的要因と歯科医的要因とに考えられる。患者的要因によるインプラント周囲炎とは、患者さん本人が原因となるインプラント周囲炎であり、口腔内清掃状態のコントロールや歯ぎしりなどの悪習癖などが考えられる。歯科医的要因のインプラント周囲炎とは、歯科医によるインプラント埋入手術から補綴処置のどこかの処置が原因で起こるものである。歯科医的要因のインプラント周囲炎の場合は、多くの時間を割いて口腔清掃を行っていても進行していくと考えられる。現在のインプラント治療の考え方は、インプラント埋入前に最終補綴物を考慮しそれに則した埋入手術を行う補綴主導型インプラント治療である。補綴主導型ではないインプラント埋入手術が行われると、結果として咬合面形態の不和、上部構造の立ち上がりの形態や長さ、結果として様々なものに支障が生じる可能性がある。補綴的問題を有している場合の多くは、インプラントポジションに原因があることが多い。したがってそのリカバリーは困難を極めるものが多く、結果として回復するための治療時間も多大となってくる。
   今回様々なインプラント周囲炎症例やインプラントに関するトラブル症例に焦点を当て、それらの症例を考察していこうと考えている。



主な著書・論文(分担執筆)
・Epithelial cell adhesion efficacy of a novel peptide identified by panning on a smooth titanium surface.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・INT J ORAL SCI(10)(2018)
・A Survey of Dental Implant Instruction in Predoctoral Dental Curricula in North America.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・J DENTAL EDUCATION (81)(2017)
・骨移植材の臨床 - わが国における現状と倫理的問題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・歯界展望(2012)
・ITI Treatment Guide.(翻訳)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クインテッセンス社(2007)
・Biodegradation process of alpha-TCP particles and new bone formation in a rabbit cranial defect model.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・J BIOMED MATER RES (2006)


>>トップページへ